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2017年06月05日

北九州工業高等専門学校との産学共同研究を開始

 JMACS株式会社(本社 大阪市福島区/代表取締役社長 植村剛嗣)は、独立行政法人国立高等専門学校機構(北九州工業高等専門学校)との間において共同研究契約書を締結し、産学共同での研究を開始しました。
研究期間は、平成30年3月までを予定しており、研究題目は「ウェアラブル端末を活用したIoT化の研究」となります。

 背景としてインターネットや携帯電話は地域や年代を超えて浸透し、今や多くの人にとって、インターネットや携帯電話のない生活は想像すら難しく、近年のスマートフォンの普及がこれを加速させ、スマートフォン上で提供される様々なアプリは、日々の生活をますます便利なものにしております。

 スマートフォンに代表されるウェアラブル端末を利用し、情報を取得 ⇒ 情報を転送・蓄積・分析 ⇒ 次のアクションを実施と「Internet of Things=モノのインターネット化」により社会は劇的に変化していくものと考えらます。

 IoTが提供する価値は大きく3つに分類されます。
①モノ型:「モノがネットワークにつながること」自体に価値がある。
②データ型:集積される「ビックデータ活用」に価値がある。
③課題解決型:ITでは対応できなかった企業課題解決に価値がある。

 当社では、既に製品化されたスマートグラスや高精度のセンサー等の各種ウェアラブル端末を活用し、世のため人のために新たな価値を創造し、社会にお役立ちして参りたいと考えております。

 当社にとっては、北九州工業高等専門学校が持つ高度な研究と専門分野への深い知識、そこで学ぶ学生達の潜在能力などが、次世代のIoT統合ソリューション開発を目指すのに必要な資源となり、北九州工業高等専門学校にとっては、将来を担う創造力と応用力に富む技術者を育てる一助になるとの考えで、今回北九州工業高等専門学校の久池井教授に共同研究をお願いすることに至りました。
 
 ドイツや、東南アジアをはじめ多数の大学と技術交流の実績を持つ北九州工業高等専門学校との連携により、グローバルな視野でIoT統合ソリューション開発を推進して参ります。

■久池井教授のプロフィール等
[現職]
 北九州工業高等専門学校 生産デザイン工学科
 知能ロボットシステムコース(副校長・教授)
[略歴]
 1997年 九州工業大学大学院博士後期課程修了.博士(工学)
 同 年   北九州工業高等専門学校助手
 1999年 同講師
 2004年 同助教授
 2014年 同教授,現在に至る
[受賞]
 日本医療機器学会論文賞(2013)
 国立高等専門学校機構理事長賞(2013)など

医療用支援ロボット,移動ロボット,社会情報基盤等の研究開発に従事、
日本機械学会,日本医療機器学会,日本ロボット学会,日本感性工学会,日本医療福祉設備協会各会員ほか。

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